Cell SDK

出典: CellFanWiki

IBM AlphaWorks および Barcelona Supercomputing Center によって配布されているCell用開発環境で、コンパイラやライブラリなどが含まれる。正式名称は、(おそらく)"Cell BE Software Development Kit"。PCのLinux上で動くエミュレータが付属しており、このSDKをPCにインストールすることで一般の x86 PC 上でも Cell アプリケーションの開発が出来るようになる。

目次

[編集] 入手方法

Barcelona Supercomputing Center のCell BE SDKs のページからページを辿っていくことで入手可能。 ただし、IBMが権利を持っているXLC(商用コンパイラ)やエミュレータ、一部のライブラリなどはリンク先のIBM AlphaWorksのサイトからダウンロードする必要があるため、IBM IDのアカウントの登録が必要である。

[編集] SDKの内容物

内容物の詳細については、Barcelona Supercomputing Centerの各SDKの配布ページを参照。

参考までに、Cell SDK 2.0 の同梱物は以下の通り。

[編集] GNU Toolchain

Sony Computer Entertainmentが実装したPPUSPU用のGNUのツールチェイン。x86用のクロスコンパイラも付属している。SPEツールチェインは、SPU C/C++ Language Extensions V2.1, SPU Application Binary Interface Specification V1.4, Synergistic Processor Unit (SPU) Instruction Set Architecture V1.0 などの仕様書に準じている。

[編集] IBM XL C/C++ Compiler

IBMの商用コンパイラ XL C/C++ のCell版。x86上で動くクロスコンパイラのみ配布されている。PPUのコードとSPUのコードが生成できる。ただし、SPUはC++はサポートしていない。

[編集] IBM Full System Simulator

Cellを搭載したシステムをエミュレートできるソフトウェアエミュレータ。x86やPowerPCの普通のLinux上で実行できる。

[編集] Sysroot Image for System Simulator

Fedora Core 5 のディスクイメージを含んだファイルで、上記システムシミュレータでルートイメージとして使用する。

[編集] Linux Kernel

Linux 2.6.18 カーネルにCell用に幾つかのパッチを充てたもの。

[編集] Cell BE libraries

  • SPE Runtime Management Library Version 1.2
SPEを操作するためのライブラリ。通称libspeelfspe は SPE実行可能ファイルを、PPEのELFを作成せずに、Linuxのシェルから直接実行するためのもの。
  • SIMD math library
伝統的なmath libの一部の関数をベクタに対応させたもの。エラーや丸めなどの挙動がスカラー版のものと異なるので注意が必要。
  • MASS (Mathematical Acceleration SubSystem) library
Cell用に最適化された算術演算関数のライブラリ。現在は 32bitと64bitのPPUライブラリのみが配布されている。

[編集] Prototype code

  • Prototype libraries and samples package
  • Accelerated Library Framework API (ALF)
  • SPE Runtime Management Library Version 2.0

[編集] Performance support libraries and utilities

  • NUMA Policy Control (numactl)
  • SPU Timing tool
  • Feedback Directed Program Restructuring (FDPR-Pro)
  • Oprofile

[編集] IBM Eclipse IDE for Cell BE SDK

[編集] 利用制限

[編集] PS3 Linuxで利用できるもの